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 投稿者:櫻子  投稿日:2009年10月 7日(水)07時47分55秒
  @  
 

整理

 投稿者:櫻子  投稿日:2008年 9月28日(日)11時19分50秒
  これより以前の、短歌は転載済み

これより以前の、俳句はメモに転記済み
 

明日への旅

 投稿者:櫻子  投稿日:2008年 5月29日(木)02時15分43秒
  明日への旅は 私へのラブレター
美しい空へ向かって 一輪の花をほうりなげる

いつか私のもとへもどっておいで
大きな花束になって・・・
 

明日への旅・・

 投稿者:櫻子  投稿日:2007年11月16日(金)22時54分52秒
  明日への旅は 私へのラブレター
美しい空へ向かって 一輪の花をほうりなげる

いつか私のもとへもどっておいで
大きな花束になって・・・
 

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 6日(土)05時52分9秒
 
愛するあなたへ贈るのは
棘ある薔薇の言葉
匂いたおやかな愛を含ませて
無数の棘であなたを刺す
あなたを愛しているから……
そして私は
もっと鋭い針で全身を
貫く
息も絶えだえになりながら
それでもなお
薔薇の花を贈り続ける……
私のあなたへ 


 

渡り鳥

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 6日(土)05時51分16秒
 
湖の朽ちた桟橋に座って
過ぎた想い出にひたる
想い出は冬の海
白い鳥の群に泣いた日々
キャンバスに描いた波は
少女の頃の 恋の断片
一人砂浜を流離って
夕暮れ北へ帰る渡り鳥になる 


 

ああ、光よ

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 4日(木)11時45分45秒
 

私に寄せてくる光の束よ
なにもかも全てを
白く透明な時間に戻しておくれ
命の揺らぎも心の虹も
真っ白な光の中に吸いとっておくれ
ぬばたまの森をかけた
私の愛しい魂も
柔らかい光の束で抱きしめておくれ


 

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時51分21秒
   
追いかけられて
抱きしめられたけれど
あなたは違う人
でも漂っていたい
あなたの腕の中に
追いかける愛に
疲れてしまったから
あなたの温もりの中に
しばらくの間……


 

夜の華

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時50分35秒
   
煙草に火をつけて時間を見つめる
ここにいるのは夏を越した空蝉
膝を抱いて温もりをたしかめる
生きている証がほしい蝉の抜け殻
桐の葉の落ちる音へこぼす涙
膝頭を濡らす雫で書く手紙
闇を闇につないで夜の底へ
広がる紫煙を夜の褥に夢に落ちる


 

長月の風

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時49分38秒
   
芙蓉も栴檀も隣家を被うと
枝を切られてしまい
風に白い切り口が痛い
そよぐ枝も葉もなく
9月の風に呆然としている
芙蓉と栴檀の幹
ああ、植えたのが間違いだった
酔芙蓉の小さな苗だったのに
ああ、鳥よ罪作りだった
お前が蒔いた栴檀の実
9月の陽射しに
休む木陰もなく
風の姿を確かめる梢もない
大空に立つ青い幹


 

女夜叉

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時48分12秒
   
この苦しい恋から逃れたいと
悶え苦しんでなお深みにはまる
鏡の向こうのわたしは夜叉
紫の薄物を被って徘徊する
夜が怖い 夜が恐ろしい
目覚めの朝 私のそばに
打ち捨ててある白い足袋
鏡の縁についた紫の裂端
夜の鏡に魅せられてしまう
私が夜叉なら あなたは……


 

榧の大樹

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時47分2秒
   
初秋の風に騒ぐ榧の大木
まだ実は青く枝に輝く
少将が証に積んだ榧の実
こぼれた一つに想いを馳せる
小さな孔に潜む恋の歴史
雪の頃なら更に涙を誘うだろう
熱い胸の想いを抱いたまま
雪に埋もれて果てた貴人よ
榧の梢よ かの方を思え
悠久の風よ かの方を思え
果てしなき空の果てに
榧の実よ 想いを馳せよ


 

笹舟

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時46分17秒
   
七夕の夜に作った青い笹舟
ゆらゆら揺れてあの方のもとへ
想いをいっぱい乗せて流したのに
風や波に翻弄されてあやうい
あの方のもとに届かずに
揺られて大海に出たのかもしれない
ああ、私の青い笹舟よ
今どこを彷徨っているのだろう


 

新生

 投稿者:  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時45分18秒
   
切り立つ時の翳り
あなたの後ろ姿をみた
頑なに拒む冷たいあなた
すがる私を振り切って
遥かな時空に消えた

残された私に
容赦なく降る無情の雨
飛び立てず竦んだまま
現世に引き戻される
新しい旅の始まり
生まれたばかりの私


 

Happy Birthday

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時43分8秒
 
亜麻色の髪をなびかせて
あなたが走る
大きな瞳で微笑み
私の頬にくちづけ……
大空に手を広げて輝く
ああ、あなたが眩しい

素適な恋をいっぱいして
素適な時間をいっぱい抱いて
輝いて煌いて……可愛い天使
その大きな瞳に
涙がいっぱいあふれても
きっとそれは嬉しい涙

あなたの選んだ道を
あなたらしい生き方を
じっと見守っているから……
ピンクのガーべラを贈ります
19歳の初めの一日
Happy Birthday 私の天使


 

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時41分48秒
   
白鳥の大羽切られて漂いし 紺碧の海空に溶け行く

あなた色の空を脱ぎ捨て風に舞う インドへ続く空を求めて


 

蒼いリボン

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 9月 2日(火)23時40分27秒
   
あなたと歩いた時の
想い出の白いサンダル
銀の小箱に片付ける
潮の香は甘くやさしい
ヒールについた砂粒は
あなたの愛の言葉
さらさらと二人で掬った
海の白い砂、さくら貝ふたつ
ちいさなびんに詰めて
一緒に片付けよう
そう、来年の夏まで……
蒼いリボンをかけて


 

白いサンダル

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月27日(水)12時24分24秒
   
夕暮れの森のぶらんこ風に揺れ あなたの影に夕陽重なる

失恋の白いサンダル脱ぎ捨てて 海に漂い空に漂う

虹色のあなたの心抱きしめて 玩具にしている夏の夕暮

 

海の道

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月27日(水)12時23分34秒
   
海の道
あなたと歩いて……
潮の匂いと白秋の詩と
時々触れるあなたの手
何も言わなくても
心があふれていて

海の道
潮騒が遠くなるまで
あなたと歩いて……
鉄砲ユリが揺れて
振り返るあなたの瞳
海が光っていて


 

赤いマニキュア

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月27日(水)12時22分32秒
   
恋は夏の日の陽炎
炎天下の白い帽子
蒼空に揺れる緑の稲穂
小さく飛ぶてんとう虫
さよならをする
赤いマニキュア


 

ラストダンス

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月25日(月)17時41分58秒
 
広いフロアーを赤い靴でなぞる
一人だけのダンス虹色のワルツ
新月の夜に踊る海辺のフロアー
漣とサックスの調べ哀しく
薄闇に消えて行く甘いメロディー

想い出は儚く美しく揺れ
ロンドは繰り返す愛の言葉
松林のフロアーは星の涙を誘い
風と波のかけあいは続く
薄闇に溶けて行く甘いメロディー

トレモロがころがるマンドリン
深い弦の調べを響かせてギター
真っ赤なドレスに秘めた恋心
新月は合歓の林に闇を贈る
薄闇に吐息をもらす甘いメロディー


 

落ち鮎

 投稿者:  投稿日:2003年 8月25日(月)11時43分59秒
   
清流すれすれに赤とんぼ
山はもう秋の気配
吊り橋に立ち下流を眺める
岩の間を泳ぐ落ち鮎
物思いに沈む心に流れる
ひとひらの言葉
繰り返し口の端に乗せ
胸に面影を宿す
きらりと鮎の腹が光り
流れに消えて行く
瀬音に翳る落ち鮎の夕陽


 

 投稿者:  投稿日:2003年 8月25日(月)11時42分17秒
   
言葉に酔う、声に感じる
全身を、耳にしている
昼下がりの、携帯電話


 

蝉時雨

 投稿者:  投稿日:2003年 8月25日(月)11時41分22秒
   
蝉時雨の森をあなたと歩く
言葉もなくただ足音を重ねて
あなたの鼓動を抱きしめる
太古の森に息づく樹の匂い
風が過ぎて行く熊笹の葉ずれ
あなたの腕にそっとふれる
心に溢れる思いは言葉にならず
ただぎこちなく歩くばかり
古都の蝉時雨万葉の時代
恋を知り尽くした太古の森よ
伝えてほしいこの胸の疼き
歩くしか術をもたぬ私の恋


 

恋のグラスに

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 8月20日(水)09時58分27秒
   
恋のグラスに
満ち足りた紫のワイン
見詰め合った時間と
交わした言葉の数は
凝縮されてワインの中に

グラスに注いで
光にかざせば踊りだす
心模様あやしく
紫から引き出される虹色
遠い彼方から引き寄せる恋


 

迷い恋

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 8月20日(水)09時57分3秒
   
傷ついた私に
優しくしないで
真実を見失ってしまうから
癒されて
あなたに迷ってしまうから
お願い
優しくしないで
また恋に嵌ってしまうから


 

プライド

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 8月20日(水)09時56分22秒
   
恋を終らせる時、
それは、あなたの魅力が
失せた時ではない
あなたに、ときめきを
感じなくなった時でもない
あなたが、
私のプライドを傷つけた時
その時が多分恋の終り
笑って終りにするでしょう
たとえ瀕死の状態でも
あなたの見えないところで
息を引き取る
憶えていて、
こんな私のプライド
今、恋のはじまり……


 

恋のかけら

 投稿者:  投稿日:2003年 8月20日(水)09時55分40秒
   
ミクロの一点から
愛は零れ落ち
蒼い宇宙に漂う
だれにも止められない
心の軌跡
私の心を求めて
漂うかけらを集める
銀河に流した
真珠のイヤリング


 

煌煌

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 8月20日(水)09時54分46秒
   
繋がれて吐息をつき
闇に流離う
「解」を求めて彷徨い
天に咆哮する
天空の月は鏡となり
星の間に漂う
夜の疾風に飛び散る
百日紅の簪


 

変心

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 8月20日(水)09時53分47秒
   
電話の向こうで
ある女を罵倒したと
彼女が呟いた
そして
そして恋が終わったと
私に告げた
泣いている彼女の向こうで
罵倒された女が見える
翻弄されている男の顔も浮かぶ
くだらない恋なら
早く捨てたほうがいい
そう言ってあげたいけれど
まだ愛しているという
彼女の言葉に
「くだらない恋」を捨てる
電話のこちら側


 

化身

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 8月20日(水)09時52分51秒
   
あなたを愛した
自分を見る
全身鏡に映して
じっと自分を見る
心が映し出される
後悔はない、涙もない
あるのは熱い愛だけ
鏡の向こうに
愛の化身がいる


 

純愛

 投稿者:  投稿日:2003年 8月16日(土)14時31分35秒
 
酔芙蓉が風に揺れ
あなたの面影も揺れる
いまだまみえぬ人を想い
夕暮れの風に心を忍ばせる
私を過ぎていく風は紫
あなたに届く風は何色?

夕暮には深紅に燃える花
両の手でいつくしみ
遥かなあなたを追いかける
夕暮れの風に匂いを忍ばせる
私を過ぎていく風は紫
あなたに届く風は何色?


 

う・す・な・さ・け

 投稿者:てんとう虫  投稿日:2003年 8月15日(金)17時54分35秒
   
あの方は自分だけに、って
思わせ上手なのも、薄情けなのね

ああ、どうしよう……
あの方は、今わたしだけに……って
わたし思っているのだけれど……


 

ねこじゃらしのリース

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月15日(金)17時53分42秒
   
ねこじゃらしがまだとても青いけれど
秋にほんのりきつね色になったなら
篭に一杯摘んできて窓辺に干します
お日様の匂いがいっぱいついたなら
ピラカンサスの赤い実をアクセントに
ふわふわのリースをつくりましょう
銀色のリボンをつけて壁にかざるの
想い出の坂道に揺れているねこじゃらし


 

Scorpion(蠍)

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月15日(金)17時52分1秒
   
そうね、
あなたのすべてを
奪ってしまうから、
それでいいなら、
私に恋をして……



 

酔芙蓉

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 8月15日(金)17時51分1秒
   
綱渡りのような私達の恋
あなたの求めているものがわからず
私の求めているものはあなたに届かない
だのに、欅のトンネルをくぐり
夏のガーデンパレスを歩く
重なる靴音にささやかな喜びを……
振り返るあなたの瞳に幸せを見出す
束の間の時は蝉時雨に掻き消されて
あなたの瞳が私の心の窓を閉める
許されない恋にため息をつく夏の日
風に揺れている深紅の酔芙蓉



 

恋の喪中欠礼

 投稿者:  投稿日:2003年 8月12日(火)05時46分30秒
 
しばらくの間
チャットをお休みします
捨てた恋が
三途の川を渡り切るまで


 

ひとひらの恋

 投稿者:  投稿日:2003年 8月12日(火)05時45分23秒
   
想い出の中の 薄墨桜
闇にひらひらと零れて
ふたり佇んだ 光琳垣
あなたに凭れたままの
幽玄の時は過ぎてゆき
肌に残る余韻のかぜ
薄墨桜 闇に零れて
再び吐息の夜をくぐる



 

恋の喪中

 投稿者:  投稿日:2003年 8月12日(火)05時33分20秒
 
あなたが捨てた壊れた大皿
拾い集めて丁寧に繋ないだ
おおきなレンズで月の光を集める
繋なぎ目は跡かたも無く消えて
もとの青磁の大皿に戻った
投げ捨てたリンゴとイチゴ
熟れたトマトを盛りつけて
きょうは枯れ尾花を飾った
泣き濡れて捨てた過去
きょう一日だけの恋の喪中


 

恋人よ

 投稿者:  投稿日:2003年 8月10日(日)06時11分41秒
   
千の言葉に勝る吐息ひとつ

暁に、あなたの背中へ


 

二つの虹

 投稿者:  投稿日:2003年 8月10日(日)01時33分39秒
 
あなたの言葉で
窓の外の虹が見えました
二つも虹ができているなんて
そんな素晴らしい事
初めて知りました
なんだかいい事がありそうで
胸がわくわくします
そんな素適な「瞬間」に
二人お話ししていたのですね

二つの虹の橋
なんだかいい事がありそうで……


 

こころ

 投稿者:  投稿日:2003年 8月10日(日)01時32分39秒
   
真っ赤なリンゴ
あなたが
受けてくれたのね

かじって、
私に戻して、


 

胡蝶の夢

 投稿者:  投稿日:2003年 8月 9日(土)20時47分15秒
   
暁に不思議な夢を見た
薄紅色の胡蝶の群を移動させている
胡蝶がばらばらにならないように
網を回しながら群をまとめていた
家の軒下に群をみちびいた時
群の中から、天女が現われた
薄紅色の胡蝶の群を光背にして
天女は美しく微笑み、私に何事かを告げた
何を告げられたのか、私にはわからない
じっと見つめられた時、眼がさめた
夢の中の家は、懐かしい故郷の我が家
楽しく遊んだ軒下、蒼い龍のひげ……

天女に、私は何を告げられたのだろうか


 

月光の浜辺

 投稿者:  投稿日:2003年 8月 8日(金)22時50分48秒
 
蒼天に夜半の月が煌煌と輝く時
恋人の腕に抱かれて浜辺を歩く
夜の優しい波に高まる鼓動
言葉は心地よい風に乗ってゆき
潮の香は二人をつつんで芳しい
漁り火は沖に揺れて、心は疼く
寄り添って歩く月光の浜辺
素足を洗う漣に熱い涙を零す


 

ろくでなし

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 8日(金)18時11分16秒
 
人を許しがたい
屈折した心がある
名前を言って吐露しろと
言ってくれる君がうれしい
ぶつかっておいでと
曖昧な表現に終始するなと
それを出来ないと拒む私
できない
できないから苦しい
格好つけてるろくでなし
言葉がひびく
こんな生き方辛いけど
それが私の生き方


 

Sonata Moolight~

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 8日(金)18時10分40秒
 
強がり言ってたあなたが
最後に呼んだ私の名前
いいのよ違いを越えて
抱きしめあった熱い命
誰を抱いてもあなたの心
いつも私を求めていたのね
形見の指輪に私の名前
ばかね 黙っているなんて 


 

Sonata Moolight~

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 8日(金)18時08分20秒
 
ピアノの調べに身を委ねて
涙にくれる私をあなたは知らない
Moonlightの切ない響きを
あの時あなたの胸で聞いたのに
あなたの鼓動を痛いほど感じたのに
泣きたくなるほどの甘やかな調べ
軽やかな甘い音の動きに心は疼く
追って追われて泣いた儚い恋の命
ああ、今 あなたを感じている
Clair de lune  Presto


 

月光の浜辺

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 8日(金)18時06分6秒
 
蒼天に夜半の月が煌煌と輝く時
恋人の腕に抱かれて浜辺を歩く
夜の優しい波に胸の鼓動はかき消され
言葉は心地よい風に乗ってゆく
潮の香は二人をつつんで芳しく
漁り火は沖に揺れて、心は疼く
寄り添って歩く月光の浜辺
素足を洗うさざなみに熱い涙を流す


 

蒼夜  

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 8日(金)05時00分38秒
   
蒼夜に夜半の月は煌煌とかがやく
恋人の腕に抱かれて浜辺を歩く時
夜の優しい波に胸の鼓動は消される
言葉は心地よい風に乗ってゆき
潮の香は二人をつつんで芳しい
漁り火は遠くにこころも揺れる
抱き合って歩く月光の中の砂浜
素足を洗う漣に幾度か流す熱い涙


 

真珠のイヤリング

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 8日(金)04時58分1秒
 
ワイングラスの中に
揺れている真珠のイヤリング
海の宝石
月の光を浴びている
秘密をのぞいたイヤリング
愛の宝石
熱くその日を待っている
封印された恋のイヤリング
海の宝石


 

友へ

 投稿者:紅葉  投稿日:2003年 8月 6日(水)19時37分56秒
   
原始の森の古径、蝉時雨に包まれる
時代を遡って想う、人の心、人の生き様

魂が共鳴しあい、心を許し合う時
熱い涙は胸に満ち、優しさは瞳に輝く

共に手を携えて、波を乗り越える時
森に射し込む、陽光と月光、無限に煌く


 

浜辺にて

 投稿者:もみじ  投稿日:2003年 8月 6日(水)15時22分40秒
 
海辺の散策、ふと、立ち止まり、
見詰め合い、言葉を交わす。
風にふかれて、互いの足音を重ね
潮の香に酔い、星空に心漂わせる。
何事なけれど、安寧な夜の浜辺。


 

夏の思い出

 投稿者:もみじ  投稿日:2003年 8月 5日(火)14時56分2秒
   
胸ときめく日、浴衣は黄色
蒼いハイビスカスの花模様
蘇鉄葉模様も流れて、大吉

逢えない哀しさの日、水色
薄紅色のむくげの花が咲く
光琳垣の竹の色、淋しくて

想い出ひたる日、紫の浴衣
金魚ひとひら、夢をみる
赤い鼻緒に、素足が疼く


 

 投稿者:  投稿日:2003年 8月 4日(月)16時48分26秒
   
心の繭玉から
紡ぎ出す生糸は、
朝露を帯びて緑色に光る。
二人の想い出を、
木の匂いが甘く香る、
新しい綛に巻きあげる


 

私は鶯

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 4日(月)13時31分4秒
   
真夏の鶯は、深山で鳴く
それを知っているのは
あなただけ
遠く里山を越えて
あなたが、登ってくる
私は声を立てず
後になり先になり
あなたを、見守る
深山であなたが汗を拭い
喉を潤すとき
山の風にのせて、私は歌う
恋の詩を、高らかに


 

こころ

 投稿者:もみじ  投稿日:2003年 8月 4日(月)13時20分57秒
   
ふふふ、
ほんとうは、わたし、
まっかなリンゴ
投げつけたかったのに……


 

楊絮

 投稿者:  投稿日:2003年 8月 4日(月)11時25分18秒
   
嫉妬しながら抱きしめ
愛しながら拒否してゆく
恋の不思議なこころ模様
時空の隔たりに翻弄され
言葉の応酬に杞憂する
風に揺れ零れおちるリラ
風に乗り飛翔する楊絮
有限の時は儚く過ぎて行く


 

 投稿者:  投稿日:2003年 8月 4日(月)11時24分39秒
   
愛しいと思いながら、あなたを否定し
否定しながら、あなたを肯定してゆく。
その私に、あがらっているもう一人の私。
平行線で生きる苦しさに耐えきれず、
あなたを、私に引き込もうとする。
恋はすべてを許しあい、認めあうけれど、
愛はすべてを奪いあい、否定して行く。


 

こころ

 投稿者:もみじ  投稿日:2003年 8月 4日(月)11時22分1秒
   
君に
まっかなトマトを
投げつけたいと
あなたは言った
私は
あなたに
まっかなイチゴを
投げつけたい


 

 投稿者:てんとう虫  投稿日:2003年 8月 2日(土)15時07分49秒
   
存在している事の確かさを、
この熱い心で抱いているのに、
止めど無く流れる涙の意味は何……。
両手で抱けない不確かさは、
どんなに泣いても満たされず、
深い眠りに入る事さえ許されない。
進む事も逃げる事もできない道、
まして、とどまる事もさえも。
逡巡を繰り返しながら、
一縷の望みをかけて希い、祈る。
確かなものの高みへ昇れるように。


 

あたらしい恋

 投稿者:金魚  投稿日:2003年 8月 2日(土)15時06分58秒
   
一日に何十回となくクリックする、
そんな恋につかれちゃった…って、
だれかが書いていた。
ふふ、解かるわ、その気持ち、
だから、私、恋、止めちゃったのよ。
海へ行って捨ててきたの。
おおきなブロック括りつけて。
証拠になるかもしれないけれど、
もらったルビーのイヤリング、
一緒に海にしずめちゃった。
すっきりしたわ。
なみだ? 
それまでにさんざん流したから
一適もでなかったわ。
今ごろ大海に流れ出て、
魚に食べられているかもね。
ああ、ゆっくり休んで、今度は
疲れない恋をさがすの。


 

昼の月

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 1日(金)10時49分2秒
   
厚いカーテンを
指で開いて
昼の月を探す
青空に一枚昼の月
なぜか安寧な心
疼く想いを押しのけて
閉ざされた闇に
瞼を閉じる
凝縮した時間を携えて
君に逢いにいく


 

夜に息づくけもの達

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 8月 1日(金)02時13分46秒
   
真夏の冷たい夜
蒼い空を仰ぐ
肌に触れる夜気
あなたの眼のような
星が輝く
遠くで梟が鳴き
リラの梢が揺れる
夜に息づくけもの達
静かにあなたを想う


 

新しい時間

 投稿者:てんとう虫  投稿日:2003年 7月31日(木)17時02分16秒
   
あなたの声を聞いて
新しい時間を創り出す
柔らかくて丸くて優しい時間
あなたを知った日から
私には二つの時計
あなたの時間と私の時間
二つ並べて未来を見ている
時空を重ねる事はできないのに
見えない糸を繰り出している
あなたの元へ紅の糸
まみえる日は来なくとも
どこかで結ばれている糸
百日紅が風にこぼれ散る時
白日のもと束の間夢の中で
愛しいあなたに逢う


 

浮き草

 投稿者:夕顔  投稿日:2003年 7月31日(木)14時05分22秒
   
カウンターの中で氷を割りながら
ドアに神経を集中させている
あなたが来ないかしら……と
あなたが好きだったカティサーク
そっとカウンターにおいて
私はほんのり桜色になりながら
あなたの来るのを待っている
ドアが開くたびに言葉が聞こえる
なんだ、だれもいないじゃないか……
そう、誰にも私はみえない
あなたが来たときだけ
ここは、美しい花園になるの


 

 投稿者:てんとう虫  投稿日:2003年 7月31日(木)04時45分34秒
   
愛するって丸ごと好きになること
そう思いながらいつも
あなたの冷たい部分を探している
それって私の意地悪なのだろうか
あなたの愛情を計りにかけている
いつも私の愛情と比べている
私はこんなに愛しているのに……って
愛するって難しい
何も見えなくなるはずなのに
私にはいっぱい見えてくる
ゆがんで見えてくる
だから時々は確かめたいの
あなたに逢って
あなたの目からあなたの心を覗くの
あなたの鼓動に聞くの
丸ごと私を愛しているかな……って


 

終章

 投稿者:てんとう虫  投稿日:2003年 7月31日(木)03時29分5秒
   
恋の終りはある日の予感
小さくおびえて言葉をひろう
あなたの瞳にうつる落ち葉は
遠い彼方の蜃気楼
二人を繋いだきらめく言葉は
褪せずに残る虹のかけ橋
あなたを燃やした赤い炎も
今は真昼の流星群


 

片恋

 投稿者:紅葉  投稿日:2003年 7月30日(水)15時52分56秒
   
故郷の海にたたずみ我が恋の 行方を占う浜の貝殻

沖の灯の遠く近くほのめきて 焦がれる想い波に乗せ行く

さらさらと指の間を零れ行く 白砂に似て恋は陽炎


 

嵯峨野

 投稿者:紅葉  投稿日:2003年 7月30日(水)03時09分59秒
   
斎宮の潔斎所は野々宮の社殿
檜皮はしとどに濡れて雨の中
王朝の面影を今に残している
恋の涙も別れも降る雨に流され
訪なう乙女の想いはあふれる

嵯峨野の雨は笹薮に静かに煙り
王朝人の囁きが聞こえるよう
瞼を閉じれば横笛の調べ哀しく
嵯峨野に舞う白拍子祇王祇女
麗人に誘われ恋の夢幻に酔う


 

 投稿者:夢浮橋  投稿日:2003年 7月28日(月)23時16分33秒
   
一陣の風に誘われて楊堤を行く
揺れる衣に焚きしめた薫香
唇を重ねて言葉を奪い
光も音も遮断して包み込む
麗人の頬を濡らす恋のため息
夕顔の白くほのかに匂う宵
抱きしめた腕に力をこめて
運命にあがらい風にたゆたう


 

愛する人よ

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 7月28日(月)04時27分51秒
   
愛する人よ
あなたを見つめている時が幸せ
やさしい唇からもれる言葉
そのひとつひとつに惹かれる

愛する人よ
あなたの横顔を見るのが幸せ
瞼を閉じてしばしまどろむ
夢の中に私がいればなおさらに

愛する人よ
あなたの膝にもたれて
ひと時の夢を見るのが幸せ
あなたの手が私の髪を撫でて……


 

(無題)

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 7月28日(月)04時26分10秒
 
ソファに寝転んで
ぼんやりと空を眺める
雲が風に押されて西に流れ
蒼空が見え隠れする
昨日も今日も静かな時間
なにも変わらない毎日
じっと空を眺めている


 

(無題)

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 7月27日(日)16時37分27秒
 
唇を重ねてあなたの言葉を奪い
光も音も遮断して世界を切り取る
海の底から空を見るように
たゆたいながら気泡を追いかける
互いの命を預けて互いを奪い
深い海溝の底へと導かれる
互いの全てが無となり空となり
泡と消えた時再び言葉は蘇える


 

あなたへ (朝)

 投稿者:daphne  投稿日:2003年 7月26日(土)18時37分0秒
   
朝の小鳥が
鳴きはじめました
空がだんだん青くなってきます
夜明けともに
あなたはもう眠りについたのでしょうか
あなたの夢の中にはいる術があるのなら
いますぐにいきたいのに
ただだまって茜の空を見ています
五感に蘇えるあなた
言葉とフレーズが私をつつむのです
あなたにあいたい
呪文のように唱えながら
いつしか私も朝の眠りに入ってゆきます


 

白い烏の羽根

 投稿者:  投稿日:2003年 7月25日(金)18時11分59秒
   
心の中にあるもの全てを外へ掃き出し
その中から必要なものだけを拾い集める
赤いぼたん 白い烏の羽根 針鼠の針

大事にしていたものはみな壊れ去り
どうでもよいものはきれいなまま残る
赤い鼻緒の下駄 天道虫の羽 空蝉

記憶に留めたいものはセピアに変色し
記憶から消したいものは毒々しい赤色に
柘榴の花 夕顔の種 蛇の抜け殻 

夕暮れの橋の上で心の窓を数えている


 

さくらんぼ

 投稿者:  投稿日:2003年 7月25日(金)13時30分10秒
   
潮風と恋をしている我がいて 沖の地平に漁り火燃える

さくらんぼ口に含んで君を見る 恋のひととき甘く流れて

梅が枝に雨の嵐の激しさよ 世界を切り取る恋の部屋あり



 

深山夕暮

 投稿者:  投稿日:2003年 7月25日(金)13時29分30秒
 
深山の谷の水に素足をつけ
身を切るような冷たさに震える
心奥に沁み込む清流の瀬音
川底を泳ぐ魚の腹が光る
流れに運び去られる過去
樹木のざわめきに捨てる溜息
面影は赤く染まって山の端へ
夕暮の山の吐息に一人佇む


 

 投稿者:  投稿日:2003年 7月24日(木)06時36分0秒
   
雨が降る
リラの梢にしずしずと
空の涙の降りきたる
緑を染める涙色
伽藍をとりまく
青公孫樹
空の涙は降りきたる


 

 投稿者:瑠璃鳥  投稿日:2003年 7月23日(水)13時44分36秒
   
双眸の冷たき光意識して 鏡眠れば君に抱かれる


深山の谷の瀬音に誘われて 月光確かな夜を脱ぎ行く

 

新 月

 投稿者:  投稿日:2003年 7月23日(水)11時00分44秒
   
夏の夜を見つめ合いながら歩く
心地よい海の風は頬にやさしく
遠い漁り火が二人を夢の世界に誘う
砂浜の砂は濡れた足にまといつき
指の間を刺激してやまない
こんなにも愛しすぎたから
心が一杯に膨らんで壊れそう
海と空との境目がなくなって
夜は地平線が見えない
波の音だけが二人を導く灯台
何もかもを忘れさせて
果てしのない海に漂わせる
新月のすすり泣きが聞こえる


 

紅蓮

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 7月23日(水)10時59分31秒
   
祝福するように蓮の花が咲いた
うてなに載ったほのかな恋を
そっと両手ですぼめてしまう
今はこの恋を咲かせたくない
心の中の全てをつぼみに戻して
白い糸で花びらを縫う……
静かに丁寧にそして詫びながら
虚しい事と知りながら無言で


 

夜行列車

 投稿者:  投稿日:2003年 7月23日(水)10時58分49秒
   
雨の日が近づくと30キロ先の線路の
夜行列車の遠鳴りが聞こえる
高い湿度の中をぼんやりとくぐもって
レールの継ぎ目を通る音が聞こえてくる
規則正しく轍が踏んで行くガタンゴトン
コンテナの中に詰められた麒麟の夢
大羽を切られたフラミンゴのつがい
過ぎたばかりの出来事を拾うように
溢れた涙を散らすように闇夜に響く
ブレーキの軋んだ音と象の叫びを残して


 

夏 椿

 投稿者:arc-en-ciel  投稿日:2003年 7月20日(日)08時58分17秒
   
夏椿の最後のつぼみが開くとき
苔の上の花々はすでに朽ちていた
梢を過ぎる爽やかな風は
大事な最後の花を待ちわびて
緩やかに穏やかにすり抜けてゆく
花びらに朝露を受けて
やわらいだつぼみが開くとき
空も風も太陽も大きく呼吸する
新しい始まりをたたえて


 

流 星

 投稿者:arc-en-ciel  投稿日:2003年 7月20日(日)05時59分56秒
   
朝の来ない夜はないという
終わりのない始まりもないという
私の「夜」と「始まり」もそうなのだろうか
夜空を頬杖ついて眺めながら考えている

流星に祈れば願い事が叶うと聞いて
星が流れるのを待ち続けている
明日の日に何が起こるのだろうか
私の時間に重ねられる運命を見てみたい


 

願 い

 投稿者:  投稿日:2003年 7月20日(日)05時50分32秒
 
小鳥の鳴く朝を迎えたい
目覚めの窓に餌をついばみに来て
つぶらな瞳で私をそっとみる
曙の空の色に小鳥が染まる
小さな足もちょんちょんと跳んで
粟粒ひえ粒をひろう小鳥
背中からあなたも覗いて
小鳥が驚くのを楽しんだりする
そんな穏やかな朝
山の端の緑が薫ってくる朝を


 

愛しいマナへ

 投稿者:もみじ  投稿日:2003年 7月20日(日)05時32分27秒
 
夜の言葉は深い闇の中に潜む
雲の間から月の光が一条
あなたの横顔を照らす
なきぼくろがぽつんとひとつ
一雫の涙がきらりと光る
その瞬間に煌くあなたの言葉
頬にくちづけして私は祈る
永遠の愛があなたに宿るように 


 

紅雀の詩

 投稿者:arc-en-ciel  投稿日:2003年 7月19日(土)10時54分18秒
   
空の色が紺碧に冴えて 風が頬を撫でるとき
私はスカートを広げて 川べりを回転して歩く
葉桜に紅雀はうたい 欅は手を差し伸べてくる
この弾んだ気持ちを 愛するあなたへ届けたい


 

二粒の真珠

 投稿者:arc-en-ciel  投稿日:2003年 7月18日(金)21時04分43秒
   
二粒の真珠を取り上げて
あなたはワイングラスに落とす
真珠は透き通った音を響かせて
ワイングラスの中を転がった
その上から透明の液体が注がれた
真珠は泡だって瞬く間にやせて行く
私の目を覗きこんであなたが言った
ぼく達だよ この二粒の真珠は
消えて行く二粒の真珠を見つめながら
私はあなたの手を握りしめた


 

散 華

 投稿者:紅葉  投稿日:2003年 7月17日(木)07時14分50秒
   
切り立った崖に立つ 眩暈を憶える谷の深さ
底を流れる一筋の沢 還流する水と空気
闇を漂った蛍は消え 夏を賛歌する蝉の声
ひたすらに鼓動を聞く 帰結する全ての言葉

透明なる心境に 山々のこだまが返る
榧も柊も風に揺れ 笹ゆりは鼻孔を酔わせる
上昇気流に乗る大鷲は 羽を広げて睥睨する
懐古の思いを断ち切り 全ての言葉を空に放つ


 

こころ

 投稿者:もみじ  投稿日:2003年 7月17日(木)06時28分26秒
 
雪に埋もれた山中に 春の花を探すような
途方もない事を しているのだろうか

言葉を連ねて 物語を練り上げる戯作三昧
昼の月夜の星に漂い 風華に翻弄されている 


 

天邪鬼

 投稿者:紅葉  投稿日:2003年 7月16日(水)17時16分28秒
   
あなたはすぐに私のことを
少女のように…と、言うけれど
そうじゃないのよ 恋する女
あなたの手におえない天邪鬼

本心はあなたの事が好きなのに
言葉に出して好きと言えない
妬いていても知らん振りしている
そんな私は手におえない天邪鬼

蒼い夜には月と踊りあかし
陽射しの中では鳥と飛びかう
時間も空間も一人占めしている
誰にも手におえない赤い天邪鬼


 

榧の実

 投稿者:紅葉  投稿日:2003年 7月16日(水)09時09分46秒
   
朽ち果てそうな榧の実を拾う
少将の思いがこもるちいさな針孔
悠久の時を経てなお女人へ贈る恋心
切なくわたしの心の中に広がる

いまは蒼く小さいわたしの榧の実
秋の日に大木の下にたたずもう
この身にあたるごとく落ちてこよ
あの人に届けたい100粒の榧


 

時のかけら

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 7月16日(水)08時25分42秒
   
恋しくなるとき 夢の世界に遊ぶ
二つの瞳は わたしに注がれ
優しい腕の ぬくもりが伝わる
時のかけらを 抱きしめる午後

愛しくなるとき 原始の森を流離う
榧の大木に あなたの匂いが
優しい言葉 想い出がざわめく
心のかけらを 拾い集める午後


 

ひとひらの月

 投稿者:もみじ  投稿日:2003年 7月16日(水)08時03分46秒
 
幽かに存在するもの 心に蠢くもの
言葉にかえて文節とする 一行の重み
志のおもむくまま 天に向かって呟く
ひとひらの月より 落涙の花びら舞う
舞う花びらを 静かに両の手に受け
銀の篭に 拾いあつめる やさしく
篭に盛られた ほのかな かおり
蒼い闇に 迸る言葉を 綴って行く
 

早朝

 投稿者:  投稿日:2003年 7月16日(水)07時33分37秒
   
早朝の鴨川 葉桜に露は満ち
紅雀の声は 小枝に揺れる
物憂く 歩く石畳の道
瀬の音は 身に沁みて哀し


 

軌跡

 投稿者:  投稿日:2003年 7月16日(水)07時11分41秒
   
雨の日一つの傘で
濡れながら歩いた二人
交錯することのないレールが
一つの駅で交錯した
新しい喜びの軌跡が始まる

二人の視線は遥かな海や
空を追っているのに
五感は互いを捉えて離さない
海に沈む太陽のように
静かに燃えて地平線を超えた


 

紫の煙

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 7月15日(火)15時03分40秒
 
紫の煙 ゆらゆらと立ち昇り
面影は静かに 気流となる
遥かな志は 海の藻屑となり
さざなみは 返すばかり
ふたたび 桟橋に立ちて
海原の波に あがらうとき
紫の煙 夕日に紅く染まる


 

昼の月

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 7月15日(火)14時38分19秒
 
うすっぺらい昼の月 青空に張りついている
煌煌とした光は失せて ただ存在するのみ
よぎる雲に隠れては現われ 風に翻弄される
寂寥と喪失を空になげだし 白いコインと化す

ひたすら歩き続け 夜の月になるまで追いかける


 

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 7月15日(火)05時57分57秒
 
悪戯に過ぎて行く時間をぼんやりとながめ
戯作のペンをおいて昼の月を捕ろうとしている
はやる心もときめく思いも鍵をかけた箱の中
ざわめく心だけを揺れる楊に結び付ける


 

(無題)

 投稿者:momiji  投稿日:2003年 7月15日(火)05時55分15秒
 
言葉がとぎれる、その瞬間がこわい
ときめいて、その瞬間を抱きしめる
愛する心の発見 恋の涙のはじまり
永遠を望む メタセコイヤの樹の下


 

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