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26年中に、この日本から10数クラブのRCが姿を消していったとの卓話があった。
驚きとともに、さもあらんとの感じが頭をよぎった。
最近のロータリークラブは、RIの言い成りになっていて、言われるままに右往左往することが多く、各クラブは独立して活動していることを忘れているきらいがあった。
RIは各RCがロータリー章典に反する活動をしたときに初めて地区委員会やガバナーを通じて指導・勧告をすることができるのであって、現在のようにRIの決定を各クラブに強制する様なことは(実態はそのようになっている)、ロータリークラブ設立時の理念からして全く異常としか言いようがない。しかも、RI理事会の決定事項は、例え規定審議会で決定した事項であっても、再審議され、その結論が手続き要覧として発行されている筈だ。近年の手続き要覧を通覧すると、次第にライオンズクラブ的な発想が多く採択され、本来のロータリークラブの魅力が薄れてきている。これでは入会当時の魅力あったロータリーも色あせてしまい、「時代に即したロータリーに」と説かれても退会者が、しかも優良な人材の退会者が増えていくのは、致し方がないと言わざるをえない。必然的にクラブの消滅も増えていく結果になる。
わがクラブは会長が、今年度の目標を「昭和のロータリーに戻そう」と掲げた意味もここにあると理解している。
さて、皆さんはいかに思われますか?
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